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★Andromeda Galaxyが衝突?


宇宙が誕生してから137億年、太陽や地球が誕生後46億年、この先20億年後には太陽の温度が少しずつ上昇し、地球は熱くなって海水が蒸発してしまい生物は住めなくなると言われている。そして我々の住む銀河系(Milky Way)とアンドロメダ星雲(NGC224)が40億年後に衝突する・・・・宇宙の半径は約460光年、この空間は現在、光速の約3.5倍の速度で地球から遠ざかっている(膨張は一般相対性理論より導かれる)という・・・・壮大なスケールの悠久の宇宙の営みに比べ人類の営みの何とちっぽけな事か。


Milky Way Destined for Head-On Collision -NASA 05.31.12-

The Milky Way is destined to get a major makeover during an encounter with the Andromeda galaxy, predicted to happen 4 billion years from now.

654283main1_i1220bw-673CollisionPathsNASA.jpg 
(衝突シナリオ ‐ NASA HP

NASAがハッブル宇宙望遠鏡を使った観測で導き出し先に発表したこの衝撃的記事に関し、産経新聞と朝日新聞が次の様に論じている。


■40億年後に銀河系衝突 NASA発表 「太陽・地球が破壊されることない」 
- 2012.6.3 09:13 宇宙] 産経ニュース -

MilkyWayandAndromedaNASA.jpg

37億5千万年後に地球から見た夜空の想像図。左がアンドロメダ銀河、右が銀河系(NASA提供)

 【ワシントン=共同】地球がある銀河系は40億年後、近隣のアンドロメダ銀河と衝突する-。こんな分析結果を米航空宇宙局(NASA)のチームがハッブル宇宙望遠鏡を使った観測で導き出し、発表した。 双方の銀河には十分な隙間があるため、星の衝突はないという。NASAは「将来、太陽は今よりもさらに銀河の中心から離れた位置にあるかもしれないが、太陽や地球が破壊されることはない」とコメントしている。チームはハッブルの観測で得られたデータを基にコンピューターを使って2つの銀河の将来の位置を予測。重力で引きつけられて40億年後に衝突し、その後分離と衝突を繰り返し、60億年後に1つの銀河に融合するという結果となった。

 アンドロメダ銀河と銀河系が接近していることは知られていたが、衝突するかどうかは科学者の間で意見が分かれていた。アンドロメダ銀河は地球から約250万光年離れた比較的近い位置にあり、時速約40万キロメートルで地球に近づいている。


■アンドロメダ VS. 銀河系 ‐ NASA40億年後に衝突」 (朝日新聞201263日)

アンドロメダVS銀河系 002a.jpg


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★太陽、北極で磁場反転か

「温暖化抑制の可能性」

2012.4.20 07:07

太陽の北極で磁場反転.jpg
今後予想される太陽の磁場の状況(左)。青がマイナスで、赤がプラスを表す。
(右)は平成20年の状況 (国立天文台・宇宙機構提供)


磁石のS極とN極がひっくり返るような磁場の反転が、太陽の北極で起きつつあることを国立天文台などのチームが観測し、19日発表した。

通常は同時に反転する南極の磁場に、変化の兆しはなく、過去に地球が寒冷化した時期の太陽の状況と似てくる可能性があるという。

常田佐久・同天文台教授は「地球の温暖化が抑制される可能性もあり、推移を見守りたい」と話している。

チームは、太陽観測衛星「ひので」で、太陽の北極と南極を観測。平成20年の観測では北極の磁場はマイナスの性質を多く持っていたが、23年には急激に減少、逆にプラスの磁場が現れた。

今年5月には、マイナスからプラスへ完全に反転するとみられる。一方、南極の磁場はプラスのままだった。

太陽の磁場は約11年周期で反転し、次の反転は25年ごろと考えられていた

通常は北極と南極がいっぺんに変わるが、北極だけ反転すれば、17世紀半ばから18世紀初頭にかけて、地球に寒冷期をもたらしたような太陽の状況に似てくるという
(以上、産経ニュース420日付より)

 


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★1千万光年離れたクモの巣のような銀河

2012.3.24 09:55
渦巻銀河IC342.jpg

赤外線宇宙望遠鏡スピッツァーがとらえた渦巻き銀河IC342(NASA提供・共同)
 

まるでクモの巣が広がっているように見える渦巻き銀河の画像を赤外線宇宙望遠鏡スピッツァー
*1がとらえることに成功し、米航空宇宙局(NASA)が23日までに公開した。 

この渦巻き銀河は約1千万光年離れたきりん座の方向にある「IC342」
銀河系の星間物質に妨げられ可視光での観測は難しいが、赤外線で観測すると、網目が広がる円盤構造をくっきりと確認することができた

赤っぽく光っているのはちりだという。
中心部の特に明るい場所では、爆発的な勢いで恒星が生まれており、周辺のちりやガスが材料を供給しているとみられる。(以上、産経ニュース324日付より)************************************************************************************************************

備考:*1Spitzer Space Telescope(SST)、アメリカ航空宇宙局 (NASA) 20038月にデルタロケットにより打ち上げた赤外線宇宙望遠鏡である。

軌道:太陽周回軌道、 軌道周期:1年、観測波長:3 - 180 μm、口径 0.85 m 、 焦点距離 10.2 m (f/12)。  


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★うるう秒(Leap Second)って?

「うるう年」は皆が知っている、然し「うるう秒」は余り知られていない。
実は1972年以降過去40年間で24回、地球の自転の遅れに関連して世界時との差が0.9秒以内になるように、標準時刻を1回に付き1秒遅らす処置が施されて来ているのである。
2012
111日、この「うるう秒」に関する記事を朝日新聞が掲載していた。
以下にその記事を引用し一部解説を加えた。



「うるう秒」廃止? 地球の自転に合わせ時計に足す1秒(朝日新聞)



LeapSecond1.jpg
日本標準時を管理する情報通信研究機構のデジタル時計に、
うるう秒の「60秒」が挿入された瞬間=2009年1月1日午前8時59分60秒
*1
東京都小金井市(同機構提供)




LeapSecond2.jpg 


 ジュネーブで16日から開かれる国際会議で「うるう秒」の廃止が決まるかもしれない。極めて正確な原子時計*2で定義される時刻と、少しずつ遅くなる地球の自転で決まる時刻*3との帳尻を合わせるため、数年に一度、挿入される「1秒」。廃止されれば時刻が生活感とずれてくる可能性があるが、情報化に伴うリスクを理由に、廃止派が存続派を上回る勢いだ。

 時刻は太陽の動きに合うように、地球の自転*4に基づいて決められてきた。しかし、潮の干満の影響で自転にブレーキがかかっており、原子時計の時刻(原子時)とのズレが問題になった。そこで、1972年1月1日、「うるう秒」が導入された。

 一方で廃止論も強まってきた。背景はコンピューターの普及。うるう秒は日本時間では1月1日か7月1日の午前8時59分59秒の後に、普段使わない「60秒」として挿入されるが、そのための作業でコンピューター内部の時計が誤作動する恐れがあるからだ。誤作動は株の売買や、電子認証などのトラブルにつながる。

 うるう秒の実施は、自転を調べる天体観測の結果を基に国際機関が各国に知らせる。3年半ぶりに今年7月1日に挿入するとの通知は、年明けにあった。毎年あるとは限らないから、自動化もできない。

 国連の機関、国際電気通信連合(ITU)は、16~20日の総会で廃止提案を採決する。ITUの下部組織の意向調査では、廃止賛成は日米など13カ国で反対は3カ国だった。

「たかが1秒」だが、積もれば自転で決まる時刻とのズレは無視できなくなる。過去40年、うるう秒を入れなかったとすると34秒。日本標準時を決める情報通信研究機構の細川瑞彦経営企画部長によると、600~700年後に30分~1時間ほどになり、遠い将来、「真っ暗なのに時刻は正午」みたいなことがあり得る。

 
 反対派は①天体観測などで不都合が生じる②うるう秒挿入のリスクよりズレに伴う混乱のリスクのほうが大きい、と主張する。かつて世界の時刻の基準とされていた「グリニッジ天文台」を持つ英国は、一貫してこの立場だ。総務省は「廃止派が優勢とみられるが、結論はまだわからない」としている。(吉田晋)


-
解説-

*1 協定世界時UTC)では20081231日午後125960秒。
協定世界時UTC - Universal Time, Coordinated)とはセシウム原子時計が刻む国際原子時TAI)をもとに、天文学的に決められる世界時UT1)との差が0.9秒未満となるよう国際協定により人工的に維持されている世界共通の標準時である。具体的には、世界時との差が0.9秒以内になるように閏秒を挿入して維持している。世界各地の標準時はこれを基準として決めている。例えば、日本標準時JST)は協定世界時より9時間進んでおり、「+0900JST)」のように表示する。(Wiki

*2 国際原子時TAIフランス語: Temps Atomique International, 英語: International Atomic Time, IAT)は、原子時計によって定義される非常に高精度で安定した時刻系である。地球表面(ジオイド面)上の座標時の実現と位置付けられる。
TAI
は世界50ヵ国以上に設置されている約300個の原子時計(セシウム原子時計を数多く含む)によって維持されている時刻の加重平均である。(Wiki

*3 世界時(UTUniversal Time)とは、地球自転に基づいて決められる世界共通の時刻系である。世界時はグリニッジ標準時GMT)、すなわちイギリスグリニッジを通る経度0度の子午線上での平均太陽時を現代的な定義を用いて継承したものである。GMTという略語が誤って協定世界時UTC)の同義語として使われることがある。かつて使われたGMTは現在は実質的にUTCUT1に分離されている。(Wiki

*4 地球の自転速度
赤道1700km/h
・緯度θ°1700cosθkm/h 地球が一回自転するのにかかる時間は約23時間564.06秒となっている。さらに、地球の構造上中心部が液体であること、潮の干満と海底との摩擦により自転速度はだんだん遅くなっている。1年で10万分の1秒ずつ遅くなっており、月の公転周期と同期するところまで遅くなって安定すると考えられる。(Wiki
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★神の粒子

話題のヒッグス粒子(Higgs boson に関する川柳を添えた楽しい記事(朝日新聞)を見た。   

2011
1215 天声人語

大いにうなずく方もおられようか、川柳を一つ。<世界一怖い乗り物体重計>。毎日新聞社刊の『女の一生』という川柳集にあった。

万物に重さを与えたと「ヒッグス粒子」のニュースに、この短句がまず浮かんできた▼きのうの記事は3度読み返した。

かのビッグバンで宇宙が誕生した時、万物の元である素粒子には質量が無かったそうだ。そこへヒッグス粒子が作用して質量をもたらした。つまり、この粒子なしに宇宙には星など何も存在しない、という理屈になるらしい▼それゆえ「神の粒子」と呼ばれるナゾの粒子が、実際に存在する「兆候」を、欧州の研究機関がつかんだという。

今のところ存在の確立は98.9%だが、晴れて「発見」となるには99.9999%が必要というから、粗雑なわが頭の想像を越す▼1960年代に、英国のヒッグス博士が存在を予言した。実証すればノーベル賞級らしい。

物理学上の「大予言」とされ、探索に5千億円以上が投じられてきた▼無駄金という声も出そうだが、寺田寅彦が「科学はやはり不思議を殺すものでなくて、不思議を生み出すものである」といっていたのを思い起こす。不思議を生んでは解いていく営みは、人の人たる証でもあろう。

▼いくら体重が怖くても、ヒッグス粒子がなければ人も存在しない。無よりはやっぱり有がいい。


先の川柳集からもうひとつ。<どうにでもなれとブタマン2個も食う>。
大宇宙の原初につながる。人の体の不可思議と愛しさよ。 

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★ヒッグス粒子 発見へ“大きな進展”


NHK HPより:

1214 00
物質に質量がある起源とされ、理論的に存在が予言されながらまだ見つかっていない、「ヒッグス粒子」という未知の素粒子について、国際的な研究グループが記者会見を開き、「実験の結果、発見に向けて大きな進展があった」と発表した。
現代物理学の大きな謎を解く、歴史的な発見の可能性が高まっている。

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記者会見は、スイス・ジュネーブ郊外にあるCERN=「ヨーロッパ合同原子核研究機関」が、13日に開いた。

実験は2つの国際的な研究グループが行い、CERNに建設された、1周27キロ(山手線と同じ規模)の、巨大な円形をした加速器という実験装置を使い、光とほぼ同じ速度まで加速した陽子どうしを正面衝突させて、宇宙が誕生した直後のエネルギーの高い状態を再現し、そのときに生じるさまざまな粒子を観測した。

その結果、ことし10月までの実験で、ヒッグス粒子の可能性がある粒子の存在を示すとみられるデータが、2つのグループともに得られたという。

これについて研究グループは、「実験に大きな進展があり、かなり興味をひくヒントが得られた。
発見と言うには十分ではないが、この謎を解くのに長い時間がかかるとは思わない」として、来年中には最終的に確認できるとする見通しを示した。


現代物理学の標準理論では、宇宙はヒッグス粒子で満ちていて、物質を構成する素粒子はヒッグス粒子とぶつかり合って動きづらくなり、その動きづらさから、質量が生まれたと説明されている。

標準理論で存在が予言されながら、まだ確認されていない素粒子は、ヒッグス粒子だけで、世界の物理学者が長年にわたって探し続けてきた。

今回の発表で、現代物理学の大きな謎を解く、歴史的な発見の可能性が高まっている。

研究グループの1つに参加している日本の研究者は、13日夜、CERNの発表に合わせて、東京・文京区の東京大学で記者会見を開き、今回の研究結果を発表した。

日本の責任者の1人、東京大学大学院理学系研究科の浅井祥仁准教授は、「ヒッグス粒子が存在する可能性が高まったとは言えるが、今回の研究では、見つかったとまでは言えない」と述べたうえで、「仮に存在が確認できれば、宇宙誕生の姿の解明に近づくだけでなく、素粒子物理学の根幹である『標準理論』が完成することになり、来年の研究に期待したい」と話している。

ヒッグス粒子 来年中の発見目指す
1215 412


物質に質量がある起源とされる未知の素粒子、「ヒッグス粒子」について発見の可能性を示す実験結果が出たことを受けて、東京大学などが参加する国際研究グループは、今後、実験の精度を高めて来年中の発見を目指すことにしている。

「ヒッグス粒子」は、物質が質量を持つようになった起源とされる素粒子で、物理学の標準理論で存在が予言されながら、まだ見つかっていない最後の素粒子。

スイス・ジュネーブ郊外にあるCERN=「ヨーロッパ合同原子核研究機関」は、13日、記者会見を開き、「これまでの実験で大きな進展があり、かなり興味を引くヒントが得られた」として、ヒッグス粒子発見の可能性が高まっていることを明らかにした。

実験は、CERNに建設された1周=27キロ、山手線と同じ規模の巨大な円形をした加速器という実験装置を使い、光とほぼ同じ速度まで加速した陽子どうしを正面衝突させて、宇宙が誕生した直後のエネルギーの高い状態を再現し、その際に生じるさまざまな粒子を観測する。

東京大学などが参加する国際研究グループは、ことし10月までに500兆回分の衝突のデータを分析したという。

「ヒッグス粒子を発見した」と言うには、まだデータが不足していることから、研究グループは、来年、衝突の回数をことしの3倍の1500兆回に増やしてデータの精度を大幅に高め、来年中にヒッグス粒子を発見したいとしている。

ヒッグス粒子 南部さん理論実証も
1214 72

 
物質に質量がある起源とされ、理論的に存在が予言されながらまだ見つかっていない、「ヒッグス粒子」という未知の素粒子について、国際的な研究グループが「実験の結果、発見に向けて大きな進展があった」と発表した。

ヒッグス粒子が発見されると、3年前にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんの理論が実証されることになる。

ノーベル物理学賞の受賞対象となった南部さんの理論は、「自発的対称性の破れ」と呼ばれている。

宇宙が誕生したビッグバンの直後は、すべての素粒子に質量がなく、光と同じ速さで飛び続ける状態だったとされている。
ところが、その僅か100億分の1秒後、宇宙が膨張して温度が下がったとき、この「自発的対称性の破れ」という現象が起きて、宇宙の性質が変わったというのが、南部さんの理論。

この結果、素粒子が動きづらくなって、質量が生まれ、さまざまな物質が作られるようになったとされている。

ヒッグス粒子は、南部さんの言う「自発的対称性の破れ」の結果生まれた、質量を生み出す粒子として、イギリスの物理学者、ヒッグス博士が存在を予言したもの。

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★ニュートリノ「超光速」に異論


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 同じ研究所別チームが論文 --- (朝日新聞11月11日)

「光より速いニュウトリノを観測した*1」と発表した国際研究チームOPERAに参加するイタリア・グランサッソ国立研究所の別のグループが、「超光速」に異論を唱える論文を専門サイトに投稿した。

論文によると、ノーベル賞を受賞した米国の物理学者グラショー博士らが、OPERAの結果が発表された後、超光速のニュートリノは光を放出するなどしてヱネルギーを失う事を理論的に示した。
 ところが、別の国際研究チームICARUSUに参加するグループが、OPERAと同じスイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究機関(CERN)から発射されたビームを観測したところ、そうした形跡は見つからなかった。 論文は「私たちが得た結果は、OPERAの結果の反証となる」としている。

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注:*1 
超光速.png

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★NASA discovers earth-like planet


NASAKepler宇宙望遠鏡(前回紹介した)を使っての太陽系外地球型惑星の探査を行っている「Kepler Mission」でまた素晴しい発見があった。我々の住む太陽系から、はくちょう座の方向約600光年離れた所に、半径は地球の2.4倍、太陽の様な恒星の周りを290日かけて公転し、地表の温度が22℃前後で水が液体で存在している可能性もあるとされるKepler-22bと名付けられた「地球に似た惑星」が観測・発見された。

以下、本件に関し各メディアは次のように報道している。


NASA discovers earth-like planet NHK

607691main_Kepler22bArtwork_946-710.jpg
Kepler-22b

US Space Agency NASA says it has discovered an earth-like planet where water may exist in a liquid state, a condition essential for life.

NASA scientists found the planet using the Kepler telescope, which was launched in 2009 on a planet-hunting mission.

The newly discovered planet, named Kepler 22b, is located outside the solar system among about 150,000 stars, in the direction of the Swan and the Lyre constellations.

The planet is 600-light years away, and about 2.4 times the radius of Earth. It circles a fixed star similar to the Earth's sun in 290 days.

NASA scientists say the planet's distance from its star is moderate and surface temperatures are estimated to be around 20 degrees Celsius. They say there is possibility of water existing in a state where it does not freeze or boil.

Two planets similar to Earth have already been found by European scientists, but NASA says the newly discovered planet's environment is more similar to Earth's.

Tuesday, December 06, 2011 17:11 +0900 (JST)
NHK

607769main_Kepler22bDiagram_800-600NASA.jpg
This diagram compares our own solar system to Kepler-22, a star system containing the first "habitable zone" planet discovered by NASA's Kepler mission.NASA

NASA地球に似た惑星発見NHK

126 1138  
NASA=アメリカ航空宇宙局は5日、水が液体で存在している可能性がある地球によく似た惑星を発見したと発表し、太陽系以外での生命の探査につながるものとして注目されている。 これは、NASAが太陽系以外で地球に似た惑星を探すために、おととし打ち上げたケプラー宇宙望遠鏡を使って、はくちょう座と、こと座の方角にある15万余りの星を観測してその中から見つけたもの。

この惑星は、地球から600光年離れた場所にある「ケプラー22b」と呼ばれ、半径は地球の2.4倍、太陽のように熱と光を発する恒星の周りを290日かけて公転している。さらに、この惑星は恒星から適度に離れており、表面の温度は20度ほどとみられ、水が液体で存在している可能性もあるとされる。

地球に似た惑星は、これまでもヨーロッパの研究チームによって2つ発見されているが、NASAは、今回見つけた惑星の環境が最も地球に似ていると考えていて、太陽系以外での生命の探査につながるものとして、さらに詳しい観測を続けることにしている。(NHK



生きるのに最適な惑星、NASA発見読売新聞)

米航空宇宙局(NASA)は5日、これまでで最も生命の存在に適していると考えられる惑星を見つけたと発表した。

地球から600光年離れた「ケプラー22b」と呼ばれる惑星で、直径は地球の2・4倍。太陽とよく似た恒星の周りを290日で公転しており、気温は22度前後と推定される。


NASAはケプラー宇宙望遠鏡で一部の方角の観測を続けており、同日時点で2326個の惑星候補を発見。うち48個が、熱すぎず冷たすぎず、生命に適当な範囲の温度に収まっていると判定した。ケプラー22bは、この範囲の中でも真ん中で、生命にちょうどいい環境らしい。



NASA、生命存在の可能性がある地球に似た惑星を初確認と発表。水が液体で存在する可能性FNN

NASA(アメリカ航空宇宙局)5日、生命が存在する可能性がある地球に似た惑星を初めて確認したと発表した。

確認された惑星は、地球からおよそ600光年離れた太陽系の外側にあり、半径が地球のおよそ2.4倍の大きさで、「ケプラー22b」と名づけられた。


表面温度はセ氏22度と、生命の存在に適していて、水が液体で存在する可能性があるという。

この惑星について、NASAは「地球型惑星の発見に1歩近づいた」と強調している。

NASA
は、2009年にケプラー宇宙望遠鏡を打ち上げ、太陽系の外側で、水が液体で存在する可能性のある惑星とみられる天体を、これまでに48個発見しているが、実際に惑星であることが確認されたのは、これが初めてだという。
(12/06 17:27)FNN


「第2の地球」か NASA、太陽系外で初確認asahi. com


米航空宇宙局(NASA)は5日、地球型生命に不可欠な液体の水が存在できる温度の太陽系外の惑星を初めて確認した、と発表した。

「第二の地球」を探すケプラー宇宙望遠鏡の観測成果として今年2月に発表された54個の惑星候補の一つ。地上からの望遠鏡などで存在が確かめられた。

はくちょう座と隣のこと座の方向に地球から600光年の距離にある「ケプラー22b」。大きさは地球の2.4倍で、温度は22度と推定される。
太陽に当たる恒星との距離は地球・太陽間よりやや短く、公転周期は290日。この恒星が出す光が太陽よりやや弱いため、惑星がほどよい温度になるような位置関係にあるとみられる。

ケプラー22bが地球のような岩石の惑星か、木星のようなガス惑星なのかはまだわからないが、研究チームは「『第二の地球探し』にとって重要な一里塚だ」と言っている。



「地球型惑星」か、水が存在可能、気温22度、地球の2.4(共同)

米航空宇宙局(NASA)は5日、生命に欠かせない水が液体で存在し得る惑星を、ケプラー宇宙望遠鏡による観測で確認したと発表した。

米メディアによると、惑星の地表付近の平均気温は推定セ氏22度。組成は不明だが、NASAは「地球型惑星の発見に一歩近づいた」としている。

惑星は、地球から600光年離れており、大きさは地球の2・4倍。「ケプラー22b」と名付けられた。太陽よりもやや小さく温度の低い恒星から適度に離れた軌道を、約290日周期で公転している。

ケプラー宇宙望遠鏡は、太陽系の外側にある惑星とみられる天体をこれまでに2326個発見。このうち48個は、恒星との距離などから水が液体で存在する可能性があるが、実際に惑星であることが確認されたのはケプラー22bが初めて。
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太陽系外の「第二の地球」の発見及び地球外生命の存在に関し、今後の更なるNASAの探査に大いに期待される。
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★“アメリカ生れのセルロイド”ではない

DSCN0347Blue-EyedDoll [PAULINE].JPG
BLUE-EYED
DOLL
 
Statuette portrays “PAULINE”(ポーリンちゃんの小さな像)


DSCN0348Blue-EyedDoll.JPG
Nameplate
(名盤)

108日、第13回横浜ツーデーマーチの20kmコースも終盤に差し掛かった所で、山下公園傍にある横浜人形の家博物館前ポーリン橋のゲート前にちょこんと座っているBLUE-EYED DOLL “ポーリン”ちゃんの小さな彫刻が目に留まった。

「青い眼をしたお人形は、アメリカ生まれのセルロイド♪♪♪ ・・・・」つい、くちずさんでしまった。

後で調べて分かったが、

野口雨情作詞・本居長世作曲の誰もが知っているあの歌「青い眼の人形」とは関係ない様であり、セルロイド製でもない。

歌は1921年に作られ、1923年にレコードになっている。
一方「青い目の人形」がアメリカから贈られたのは1927年*1の事である。

日米親善・平和の為に贈られた12,739体のうち、現存する人形は2010年現在、323体で国内の主として小学校に保存されており、そのうちの一つこのPAULINEちゃんは横浜市立西前小学校で保存されている。  

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*1

日露戦争後に日本が満州権益を得ると、中国進出をうかがっていた米国とその権益を巡り、両国間の政治的緊張が高まっていた。

そんな中、1927年(昭和2年)3月に文化的にその緊張を和らげようと、米国人宣教師のシドニー・ギューリック博士が提唱して行われた親善活動で、米国から日本郵船の天洋丸で日本の子供に12,739体の「青い目の人形」が贈られた。

そして、その返礼として、渋沢栄一を中心に答礼人形と呼ばれる市松人形58体が同年11月に日本から米国に贈られた。


日本に贈られた「青い目の人形」だが、太平洋戦争中は敵国にかかわるものとしてその多くが焼却処分された。しかし、処分を忍びなく思った人々が人形を隠し、戦後に学校等で発見された。

現存する人形は2010年現在、323[1]にすぎないが、日米親善と平和を語る資料として大切に保存されている。

Q’td fm Wiki

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★2つの太陽を持つ惑星発見!

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Fig.1 惑星Kepler-16b(手前)から見える大小2個の恒星(NASA’s Image



587834main_Kepler16_transit_art2_946-710[1].jpg
Fig.2 惑星Kepler-16b(黒い点)と大小2個の恒星(NASA’s Image


‐発表記事に多少の解説(補遺)を付け加えた‐


2つの「太陽」を持つ太陽系外惑星が米航空宇宙局(NASA)のケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡の観測(NASA's Kepler Mission*1)で見つかり、論文が16日付の米科学誌サイエンスに発表された。

SF映画「スター・ウォーズ」に登場するような、二つの太陽を持つ惑星が実在することが明らかになったのである‐

 太陽系外の惑星*2を観測しているNASAのケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡*1を使い、惑星が恒星の前を横切って少し暗くなる現象を検出する手法(トランジット法)で観測、地球からはくちょう座の方向約200光年離れたK16という連星系で、惑星の存在を検知

この
惑星を「ケプラー16bと名付けた。

惑星が手前に来るタイミング以外でも減光が起きていることを観測、この恒星がお互いの周りを回る連星であることがわかった。

ペアの2つの恒星を回る惑星は周連星惑星circumbinary planetと呼ばれ、その存在は理論的には何十年も前から予測されていたが、確実に発見された(直接観測された)のは今回が初めてのこと。

分析によると、

2つの恒星(中心星)の質量はそれぞれ太陽の69%と20で、お互いの周りを「41日周期の風変わりな軌道で」ダンスをするように回っている

惑星(Kepler-16b)はガスと岩石が半々で出来た土星とほぼ同じ大きさで、中心星の周りを229日周期で公転している。

恒星からの熱量が少ないため惑星(
Kepler-16b)は冷たく、液体の水が存在できないなどの理由で、生物が生息できる環境habitable zoneではない

中心星から惑星(Kepler-16b)までの距離は太陽~地球間の0.7倍程度で太陽~金星と同じくらい(約1500万キロ離れた軌道)だが、中心星が太陽よりずっと小さいため、生命が住むには低温すぎる(表面温度が-73~-101度という極寒の世界)としている。(NASA・読売他)

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‐補遺‐

*2 我々の住む地球は天の川銀河系の中の太陽系内の1つの惑星。

宇宙Cosmos or Universe)に存在する銀河(Galaxy)の数は1000億以上。1つの銀河の大きさは直径数千~100万光年におよぶ、そこに100万~1兆個の恒星が重力によって集まっている。
   注:1光年(Light-year)とは光が1年間に進む距離≒30km/秒 x 60 x 60 x 24時間 x 365日≒94600億km

◆天の川銀河系
Milky Way Galaxy)は200億個もの星の集団、凸レンズの様な円盤状で直径10万光年。

我々の太陽系Solar System)は天の川銀河系の中心から28千光年離れた位置にあり、恒星である1つの太陽を中心に8つの惑星とその衛星、無数の小惑星、更にその外側に太陽系を球状に取り巻いているオールトの雲(Oort Cloud )と呼ばれるガスやチリ等からなる。直径約30kmとも言われている。

恒星Star)とは水素ガスを主成分とし、核融合によって自ら輝く天体、一方惑星Planet)とは恒星の周りを回り光を反射している天体。

連星Binary Star)とは2つ或いは3つの太陽(恒星)が1つの重心を中心にして回っているもの。 


Kepler Mission」とは


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Fig.3 ケプラー宇宙望遠鏡(Kepler Space Telescope)(NASA


ケプラー(Kepler)は地球型の太陽系外惑星を探すためにアメリカ航空宇宙局が運用している宇宙望遠鏡である。主製造業者はボール・エアロスペース社である。

ケプラーは3年半にわたって10万個の恒星の明るさを測定し、惑星が主星を隠す時に生じる周期的な明るさの変動を検出すること(トランジット法)を目標としている。

ケプラーは200936日にフロリダ州ケープカナベラル空軍基地からデルタ-IIロケットで打ち上げられた。
 ケプラーの目的は、惑星系の構造と多様性を探ることにある。

具体的には、多数の星の明るさを測定することによって以下の点について明らかにすることである。

  • さまざまなスペクトル型の星について、ハビタブルゾーン内に地球型惑星やより大きな惑星がどれくらい存在するのか探査する。
  • 太陽系外惑星の軌道の大きさや形を決定する。
  • 連星系に惑星がどれくらいあるのかを推定する。
  • 公転周期の短い巨大惑星(ホットジュピター)について、その軌道、光度、惑星の大きさ、質量、密度に関する知見を得る。
  • 既に惑星が発見されている恒星について、さらなる惑星の発見を行う。
  • 惑星系を持つ恒星の性質について研究を行う。(Wiki.
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