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★NASA discovers earth-like planet


NASAKepler宇宙望遠鏡(前回紹介した)を使っての太陽系外地球型惑星の探査を行っている「Kepler Mission」でまた素晴しい発見があった。我々の住む太陽系から、はくちょう座の方向約600光年離れた所に、半径は地球の2.4倍、太陽の様な恒星の周りを290日かけて公転し、地表の温度が22℃前後で水が液体で存在している可能性もあるとされるKepler-22bと名付けられた「地球に似た惑星」が観測・発見された。

以下、本件に関し各メディアは次のように報道している。


NASA discovers earth-like planet NHK

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Kepler-22b

US Space Agency NASA says it has discovered an earth-like planet where water may exist in a liquid state, a condition essential for life.

NASA scientists found the planet using the Kepler telescope, which was launched in 2009 on a planet-hunting mission.

The newly discovered planet, named Kepler 22b, is located outside the solar system among about 150,000 stars, in the direction of the Swan and the Lyre constellations.

The planet is 600-light years away, and about 2.4 times the radius of Earth. It circles a fixed star similar to the Earth's sun in 290 days.

NASA scientists say the planet's distance from its star is moderate and surface temperatures are estimated to be around 20 degrees Celsius. They say there is possibility of water existing in a state where it does not freeze or boil.

Two planets similar to Earth have already been found by European scientists, but NASA says the newly discovered planet's environment is more similar to Earth's.

Tuesday, December 06, 2011 17:11 +0900 (JST)
NHK

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This diagram compares our own solar system to Kepler-22, a star system containing the first "habitable zone" planet discovered by NASA's Kepler mission.NASA

NASA地球に似た惑星発見NHK

126 1138  
NASA=アメリカ航空宇宙局は5日、水が液体で存在している可能性がある地球によく似た惑星を発見したと発表し、太陽系以外での生命の探査につながるものとして注目されている。 これは、NASAが太陽系以外で地球に似た惑星を探すために、おととし打ち上げたケプラー宇宙望遠鏡を使って、はくちょう座と、こと座の方角にある15万余りの星を観測してその中から見つけたもの。

この惑星は、地球から600光年離れた場所にある「ケプラー22b」と呼ばれ、半径は地球の2.4倍、太陽のように熱と光を発する恒星の周りを290日かけて公転している。さらに、この惑星は恒星から適度に離れており、表面の温度は20度ほどとみられ、水が液体で存在している可能性もあるとされる。

地球に似た惑星は、これまでもヨーロッパの研究チームによって2つ発見されているが、NASAは、今回見つけた惑星の環境が最も地球に似ていると考えていて、太陽系以外での生命の探査につながるものとして、さらに詳しい観測を続けることにしている。(NHK



生きるのに最適な惑星、NASA発見読売新聞)

米航空宇宙局(NASA)は5日、これまでで最も生命の存在に適していると考えられる惑星を見つけたと発表した。

地球から600光年離れた「ケプラー22b」と呼ばれる惑星で、直径は地球の2・4倍。太陽とよく似た恒星の周りを290日で公転しており、気温は22度前後と推定される。


NASAはケプラー宇宙望遠鏡で一部の方角の観測を続けており、同日時点で2326個の惑星候補を発見。うち48個が、熱すぎず冷たすぎず、生命に適当な範囲の温度に収まっていると判定した。ケプラー22bは、この範囲の中でも真ん中で、生命にちょうどいい環境らしい。



NASA、生命存在の可能性がある地球に似た惑星を初確認と発表。水が液体で存在する可能性FNN

NASA(アメリカ航空宇宙局)5日、生命が存在する可能性がある地球に似た惑星を初めて確認したと発表した。

確認された惑星は、地球からおよそ600光年離れた太陽系の外側にあり、半径が地球のおよそ2.4倍の大きさで、「ケプラー22b」と名づけられた。


表面温度はセ氏22度と、生命の存在に適していて、水が液体で存在する可能性があるという。

この惑星について、NASAは「地球型惑星の発見に1歩近づいた」と強調している。

NASA
は、2009年にケプラー宇宙望遠鏡を打ち上げ、太陽系の外側で、水が液体で存在する可能性のある惑星とみられる天体を、これまでに48個発見しているが、実際に惑星であることが確認されたのは、これが初めてだという。
(12/06 17:27)FNN


「第2の地球」か NASA、太陽系外で初確認asahi. com


米航空宇宙局(NASA)は5日、地球型生命に不可欠な液体の水が存在できる温度の太陽系外の惑星を初めて確認した、と発表した。

「第二の地球」を探すケプラー宇宙望遠鏡の観測成果として今年2月に発表された54個の惑星候補の一つ。地上からの望遠鏡などで存在が確かめられた。

はくちょう座と隣のこと座の方向に地球から600光年の距離にある「ケプラー22b」。大きさは地球の2.4倍で、温度は22度と推定される。
太陽に当たる恒星との距離は地球・太陽間よりやや短く、公転周期は290日。この恒星が出す光が太陽よりやや弱いため、惑星がほどよい温度になるような位置関係にあるとみられる。

ケプラー22bが地球のような岩石の惑星か、木星のようなガス惑星なのかはまだわからないが、研究チームは「『第二の地球探し』にとって重要な一里塚だ」と言っている。



「地球型惑星」か、水が存在可能、気温22度、地球の2.4(共同)

米航空宇宙局(NASA)は5日、生命に欠かせない水が液体で存在し得る惑星を、ケプラー宇宙望遠鏡による観測で確認したと発表した。

米メディアによると、惑星の地表付近の平均気温は推定セ氏22度。組成は不明だが、NASAは「地球型惑星の発見に一歩近づいた」としている。

惑星は、地球から600光年離れており、大きさは地球の2・4倍。「ケプラー22b」と名付けられた。太陽よりもやや小さく温度の低い恒星から適度に離れた軌道を、約290日周期で公転している。

ケプラー宇宙望遠鏡は、太陽系の外側にある惑星とみられる天体をこれまでに2326個発見。このうち48個は、恒星との距離などから水が液体で存在する可能性があるが、実際に惑星であることが確認されたのはケプラー22bが初めて。
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太陽系外の「第二の地球」の発見及び地球外生命の存在に関し、今後の更なるNASAの探査に大いに期待される。
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コメント 1

starwars

Kepler-22bからは、どんな天体が見えるのでしょうね。
太陽がひとつあるようですね。
by starwars (2011-12-11 18:31) 

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